June bride
私たちが暮らす大音集落で、嬉しい行事がありました。
この土地で育った娘さんは、花嫁さんになる日、地元の神様に感謝して、
生家からお宮さんまで、練り歩いてお参りをする習慣があります。
最近では、練り歩きをする人は半分くらいになったそうで、
今回の花嫁さんの練り歩きは、久しぶりだったそう。
練り歩きの日が決まってからというもの、
小さい頃から成長を見守ってきた集落の皆さんが、それはそれは嬉しそうで。
何日も前から「〇〇さんの娘さん、お宮さんまで歩きはるってよ〜」と言う話題で持ちきり。
そんな幸せな行事に、私たちはご飯のケータリングをご依頼頂きました。
もう、嬉しいやら、緊張しちゃうやら、で、何週間も頭の中がその献立でいっぱい。
迷いに迷って、森下くんお手製の板皿にいろいろ盛り合わせたものをご用意いたしました。
・鯛の黄身焼き
・ローストビーフの手まり寿司
・いかめし
・ポテトサラダ
・信田巻き
・生ハムとオリーブのクラッカー
・伊達巻と季節の野菜炊き合わせ
・串カツ盛り合わせ
「お宮さんから帰ってきた後、式場へ向かうお迎えのバスを待つ間につまめるもの」
というご依頼でしたので、華やかで、なるべくつまみやすいものを、と
フィンガーフードをメインに考えてみました。
喜んでいただけたかな〜〜〜〜
配達途中、きれいな花嫁さんにもお出会いできて、幸せをおすそわけしていただけました。
お天気も素晴らしい日で、本当に良かったな〜
何より、集落の皆さんが沿道に出てきて、ずーっと花嫁さんを囲んで歩いていらっしゃるのが印象的でした。村の皆さんにお祝いされて、彼女もとても幸せそう。温かい習慣だなーーと思いました。